1⽇の約3分の1もの時間を占めている睡眠。
⼀⽣のことを考えると、本当に多くの時間を睡眠に費やしていることが分かります。
睡眠は、疲れた脳や⾝体を休めて回復するだけでなく、記憶を調整したり、成⻑を促すためにも重要な役わりを持っています。
しかし、その⼤切な睡眠を上⼿にとることに苦労している⼈は多いのです。
うまく眠れない原因はいくつか考えられますが、その⼀つに、使っている枕が⾃分に合っていないことがあげられます。
ヒトの⾻格は、ひとり⼀⼈異なるため、『よい枕』と呼ばれるものは、⼈によってそれぞれです。v ⾃分の⾻格にフィットして、さらに頭部や肩までをバランスよく⽀えることができる枕選びが⼤切になります。
快適な睡眠のための、枕選びのポイントのひとつが「⾼さ」です。
では、理想の枕の⾼さとはどれくらいでしょうか？
仰向け状態で寝た時の理想の⾼さ
痩せ型の⽅：2.5〜3cm
標準体型の⽅：3〜4cm
⼤柄の⽅：4〜5cm
仰向け寝が多い⽅：5〜7cm
横向き寝が多い⽅：10〜15cm
男性：5〜6cm
⼥性：3〜4cm
など、あらゆる⾓度から提唱されています。
また、猫背の⽅は背中に丸みがある分、標準よりも+1cmで計算した⽅がよく、敷布団やマットレスの硬さによっても、⾝体の沈み込みが異なるため、枕の⾼さにも影響してきます。
こうして考えると、枕の⾼さひとつとっても正解はなく、⾻格や体型、性別や寝姿勢などによって、さまざまであることが分かります。
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